診療案内

こんにちは。獣医師の佐古田です。

口が臭い我が家のよもぎ。

歯石の付着・歯肉炎は軽度ですが、検診も兼ねて全身麻酔下で歯科処置を行いました。

麻酔をかける前に血液検査、レントゲン検査、超音波検査で全身状態を確認し麻酔をかけました。

まずは目視による口腔内のチェックとプロービングです。

プローブという器具を用いて歯周ポケットの深さを測ります。

歯周ポケットは見た目では分からないため、一見キレイに見える歯でも気付かない間に歯周病が悪化し、歯の周りに深い歯周ポケットが出来ていることがあるので歯の全周をしっかりチェックします。

次に歯科専用のレントゲンセンサーを口に挿し込みレントゲン撮影を行います。

歯周ポケットと同じく見た目はキレイでも根尖部(歯の根っこ)や歯槽骨(顎の骨)に病巣を作り歯や骨が溶けてしまっていることがあるので、麻酔下で歯科レントゲンを撮影することは重要です。

この写真はよもぎではなくワンちゃんのものですが、歯の周囲が黒く抜けてしまっています。

これは歯の周囲の顎の骨が溶けてしまっているからです。この子は見た目ではそれ程ひどい歯周病には見えませんでしたが、口臭がひどいということで歯科処置を希望されました。

よもぎのレントゲン写真。歯の根っこも顎の骨もしっかりしていますね。ひと安心です。

今回は抜かなければいけない歯はありませんでしたので、超音波スケーラー・ハンドスケーラーを使って歯石の除去に移ります。

キレイな歯になりました。

この後、必要であれば歯根部の汚れや歯石を掻き出すルートプレーニングを行います。

最後に研磨剤を付けたラバーカップで歯の表面をツルツルに磨きます。

このポリッシングという作業を行い、スケーリングなどで付く歯の表面の微細な傷をキレイにしないと歯垢や歯石が付きやすくなってしまうので必ず行います。

 

これで終了です。

お疲れ様でした!

2021年4月10日更新