避妊・去勢のメリット
避妊・去勢のメリット
・全身麻酔
・縫合糸に対する生体反応(体内に残った糸に反応し、炎症が生じる)
・太りやすくなる
① 体の元気な若いうちに手術を受けましょう(理想は生後6ヵ月頃)
② 当院では生体反応が生じにくい縫合糸を使用しています
③ 手術前の体型を維持するために、食餌の量を約30%減量しましょう
手術時期 | 生後6ヵ月以降 |
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入院期間 | 男の子:不要 女の子:一般的に不要。飼い主さんからのご希望がございましたら1泊入院可能(入院費用は不要です) |
術後管理 | 抜糸が終わるまで傷口を舐めないようにカラーをつけてもらいます。 術後の感染予防のため、お家で抗生剤を飲ませて下さい。飲ませることが難しい場合は注射もございますので、お問い合わせ下さい。 |
抜糸 | 術後10~14日目以降に実施します。所要時間は数分です。 野良猫ちゃんのように抜糸が困難なケースでは、抜糸が不要な縫合方法を選択しますので、ご相談ください。 |
妊娠期間
犬;最初の交尾日から分娩日までを数えると56~72日(平均63日)
猫;56~71日(平均的に63~67日)
出産予定日の判断
体温測定:分娩22時間くらい前から1~1.5℃下がる
分娩予定の1週間くらい前から実施
猫は犬ほど信頼性はない
分娩
巣作り行動や落ち着かなくなるなどの行動が認められて1~2日後に赤ちゃんが産まれてきます。
分娩にかかる時間は1頭あたりおよそ1時間です。
赤ちゃんが分娩されず、母犬のお腹の中に残っていた場合、母子ともに危険な状態になることがありますので、必ず事前に病院で胎子数を確認しておきましょう。その際、助産や分娩後の赤ちゃんのケアの指導をさせていただきます。