診療案内

先天性疾患や疾病によって引き起こされる止血異常(血液凝固機能)を調べる機器を導入しました。

PT(プロトロンビン時間)、APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)、Fib(フィブリノーゲン濃度)の3項目を院内で迅速に測定することができます。

手術の前に先天性の止血異常や二次止血機構に異常がないか確認しておくことで、より安全に手術を行うことが出来ます。

また、全身性の重篤な疾患(腫瘍、急性膵炎、子宮蓄膿症、熱中症、敗血症など)により播種性血管内凝固(DIC)が生じていないかの確認をすることで、予後や治療方針の決定に役立ちます。(DICはPT、APTT、FibだけでなくFDP、D-dimer、TAT、血小板数など複合的な評価が必要です。)

 

2021年8月11日更新